「ワンネスって、スピリチュアルでよく聞くけれど、どういう意味?」
「『すべてはひとつ』と言われても、正直ピンとこない」
「ワンネス体験をした人の話を読んで、わたしにもわかるのか知りたい」
そんな疑問を持って、この記事を開いてくださったのかもしれません。
こんにちは、看護師でライフコーチ、ディマティーニメソッドのファシリテーターの愛原百麗です。看護師として働いて、39年になります(2026年時点)。

わたしは、ソウルシンク瞑想などの瞑想を暮らしに取り入れています。そして看護師として、たくさんの患者さんとご家族の、人生の最期の時間にも立ち会ってきました。その中で、人はひとりで生きているのではないと感じる場面に、何度も出会ってきました。
この記事では、ワンネスの意味を、できるだけやさしい言葉でお伝えします。インド哲学や仏教、心理学ではどう考えられているのか、ワンネス体験とはどんな感覚なのか、そして特別な体験がなくても、日常でワンネスを感じる方法まで、一緒に見ていきましょう。
先に結論をお伝えすると、ワンネスは、科学で証明された「法則」ではなく、「すべてはつながっている」というものの見方と、それを実感する体験のことです。信じるか信じないかよりも、暮らしの中でつながりを思い出すための言葉として受けとると、心がふっと楽になります。
この記事では
・ワンネスとは?意味をわかりやすく
・インド哲学・仏教・心理学とワンネス
・ワンネスを感じると起こりやすい5つの心の変化
・ワンネス体験とは?どんな感覚?
・看護師のわたしが看取りで感じた「ワンネス」
・日常でワンネスを感じる6つの方法
・「怪しい」「宗教?」と気になるときの5つのサイン
・書き込める『「つながり」に気づく ワンネス・ワークシート』
について解説します。
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記事の中でご紹介する『「つながり」に気づく ワンネス・ワークシート』(PDF・A4/2枚)を、無料でダウンロードできます。印刷して、そのまま書き込めます。
ワンネスとは?意味をわかりやすく解説

ワンネスとは、「すべてはひとつにつながっている」という考え方や、それを実感する感覚のことです。
英語の「oneness」は、「one(ひとつ)」に「-ness(〜であること)」がついた言葉で、「ひとつであること」「一体であること」という意味です。日本語では「一体性」「一体感」と言いかえることもできます。
ふだんのわたしたちは、「わたし」と「あなた」、「自分」と「自然」を、別々のものとして見ています。ワンネスは、その境目の奥にある大きなつながりに目を向ける見方です。
「わたし」と「あなた」の境目がゆるむ感覚
たとえば、夕焼けを見て、思わず言葉を失ったとき。赤ちゃんの寝顔を見て、胸があたたかくなったとき。そんなとき、「わたし」という小さな枠が少しゆるんで、目の前の景色や人とひとつにとけあうような感覚になることがあります。スピリチュアルでは、こうした感覚を「ワンネスを感じる」と表現します。
ワンネスには「考え方」と「体験」の2つの意味がある
ワンネスという言葉は、大きく2つの意味で使われています。
- 考え方(世界観)としてのワンネス:すべての命や存在は、根っこでひとつにつながっている、という見方
- 体験(感覚)としてのワンネス:自分と世界の境目がゆるみ、すべてとつながっていると実感する体験。「ワンネス体験」と呼ばれる
考え方としてのワンネスは、本を読んだり話を聞いたりして知ることができます。体験としてのワンネスは、自然の中や瞑想中など、ふとした瞬間に訪れることが多いものです。
ワンネスのルーツ|インド哲学・仏教・心理学ではどう考える?
「すべてはひとつ」という考え方は、新しいものではありません。昔から、さまざまな言葉で語られてきました。

インド哲学の「梵我一如」
ワンネスのルーツとしてよく挙げられるのが、インドの哲学書ウパニシャッドに代表される「梵我一如(ぼんがいちにょ)」です。デジタル大辞泉では、「宇宙の根本原理であるブラフマン(梵)と個人の本体であるアートマン(我)とは同一である」という思想だと説明されています。
宇宙の大きな命と、わたしの奥にある本当の自分は、同じもの。とても大きな話ですが、ワンネスの「すべてはひとつ」と重なる考え方です。
仏教の「縁起」と「おかげさま」
仏教には「縁起(えんぎ)」という言葉があります。デジタル大辞泉では「因縁によって万物が生じ起こること」と説明されています。すべてのものは、それだけで存在しているのではなく、たくさんのつながりの中で生まれているという考え方です。
わたしたちが日常で使う「おかげさま」という言葉にも、この心が感じられます。今日食べたごはんひとつにも、お米を育てた人、運んだ人、売ってくれた人、そして雨や太陽の恵みが関わっています。そう思うと、ワンネスは遠い世界の話ではなく、身近なものに感じられてきます。
ノンデュアリティ(非二元)との違い
ワンネスと一緒によく聞く言葉に、「ノンデュアリティ(非二元)」があります。「二つではない」という意味で、インドのアドバイタ(不二一元論)の流れをくむ教えとして紹介されることの多い言葉です。
使われ方には、少しちがいがあります。ワンネスは、「すべてはつながって、ひとつである」というつながりの感覚を広く表す言葉。ノンデュアリティは、「わたし」と「世界」はそもそも二つに分かれていないと気づくことを目指す、探求の言葉として使われることが多いようです。どちらも、「分かれている」という思いこみの奥を見ようとする点では、同じ方向を向いています。
心理学では「自己超越経験」と呼ばれる
心理学でも、ワンネスに近い体験が研究されています。ペンシルベニア大学のデビッド・ヤーデン氏らは、2017年の論文で、自分へのこだわりが薄れ、つながりの感覚が強まる一時的な心の状態を「自己超越経験(self-transcendent experience)」として整理しました。マインドフルネス(瞑想)、何かに没頭する「フロー」、畏敬の念などが、これに含まれます。
宇宙から地球をながめた宇宙飛行士の中には、国境のない地球を見て、地球とそこに生きる人々がひとつにつながっていると感じた、と語る人がいます。この意識の変化は「オーバービュー効果」と呼ばれ、1987年に作家のフランク・ホワイトが同じ名前の本で広めました。

また、2015年にアメリカの心理学者ポール・ピフ氏らが発表した研究では、畏敬の念(オー:awe)を感じた人は「自分は小さな存在だ」と感じやすくなり、人に親切にしやすくなることが報告されています。実験のひとつでは、背の高いユーカリの木立を見上げた人は、高い建物を見上げた人よりも、実験者が落としたペンをたくさん拾って手伝いました。
大きな自然を前にして「自分は小さい」と感じることは、さびしいことではありません。自分だけにとらわれていた心がゆるみ、まわりとのつながりに目が向く。それが、ワンネスの入り口なのかもしれません。
ただし、これらの研究は「ワンネスが科学で証明された」という意味ではありません。つながりを感じる体験が、心にどんな変化をもたらすかを調べたものです。
ワンネスを感じると起こりやすい5つの心の変化
ワンネスを感じたとき、心にはどんな変化が起こるのでしょうか。体験した人がよく語ることや、さきほどの研究をもとに、5つにまとめました。

1. 人と比べることが減る
すべてがつながっていると感じると、「あの人より上か下か」という見方が、だんだん小さくなっていきます。体の中で、心臓と肺のどちらがえらいかを比べないように、それぞれに役割があると感じられるようになるからです。
2. 相手の立場を想像しやすくなる
「わたし」と「あなた」の境目がゆるむと、相手の気持ちや事情を想像しやすくなります。腹が立った相手にも、「あの人にも、あの人の事情があるのかもしれない」と、心に少しだけ余白が生まれます。
3. 「おかげさま」と感謝がわく
自分が、たくさんの人やものに支えられていることに気づくと、自然と「ありがとう」の気持ちがわいてきます。
4. ひとりぼっちの感覚がやわらぐ
誰にもわかってもらえないと感じるとき、人は深い孤独を感じます。目に見えないところでもつながっていると感じられると、「わたしはひとりではない」という安心感が生まれます。
5. 自分を責めすぎなくなる
大きなつながりの中にいる自分を感じると、失敗やうまくいかないことも、自分ひとりの責任として抱えこまなくてよいと思えるようになります。
ワンネス体験とは?どんな感覚?
「ワンネス体験」とは、自分と世界の境目がゆるみ、すべてとつながっていると実感として感じる体験のことです。
ワンネス体験でよく語られる感覚
- 自分と景色の境目がなくなり、とけあうように感じる
- 理由はわからないのに、涙があふれてくる
- 深い安心感や、すべてが満たされている感覚に包まれる
- 目の前の人や生き物が、いとおしく感じられる
- 時間の感覚が薄れ、「いま、ここ」だけになる
こうした体験は、自然の中で景色をながめているとき、瞑想をしているとき、音楽に深くひたっているとき、出産や看取りなど命にふれる場面などで、ふと訪れることがあります。
ワンネス体験のあとは、どうなる?
体験のあと、「人にやさしくなれた」「物事の見方が変わった」と語る人もいれば、しばらくすると、いつもの感覚にもどっていく人もいます。多くの場合、ワンネス体験は一時的なものです。
大切なのは、体験そのものよりも、そのとき感じた「つながっている」という感覚を、ふだんの暮らしの中でどう思い出すかだと、わたしは思います。
「すごい体験」がなくても大丈夫
ワンネス体験の話を読むと、「わたしは体験したことがない」と不安になる方もいるかもしれません。でも、光に包まれるような特別な体験がなくても、心配はいりません。
わたし自身、瞑想を続けていても「これといってすごい体験はない」と感じています。それでも続けていると、自分の体や心に、ていねいに向き合う時間が増えていきました。ワンネスは、劇的な体験だけでなく、日々の小さな「つながり」に気づくことの積み重ねの中にもあるものだと思います。
看護師のわたしが看取りで感じた「ワンネス」
ここからは、わたし自身の体験をお話しします。
義母の胸をさすりながら、癒されていたのはわたしだった
義母を病院で見送る前、わたしは、近いうちに義母を失う不安と悲しみで、すっかり落ち込んでいました。そのとき義母には、もう意識がありませんでした。

意識のない義母の胸を、さすっていたとき
それでも義母の胸をさすっているうちに、不思議と、わたし自身の心が癒されていくのを感じました。個室の病室では、換気をしたあとにアロマの香りを使いました。担当の看護師さんや、面会に来た親族も「わ~、いい香り」と喜んでくれて、その場にいるみんなの心が、同じ香りの中でやわらいでいくようでした。
いま振り返ると、あのとき、ケアをする人と、ケアを受ける人の境目が、なくなっていたように思います。義母の胸をさすっていた手を通して、わたしも癒されていた。わたしにとって、それは静かなワンネスの時間でした。
義父の「もう半分」が見えたとき
義父は、自宅で見送りました。かつての義父はアルコール依存症で、毎日のように怒鳴る人でした。わたしは長いあいだ、義父との間に、見えない線を引いていたのだと思います。
けれども、ディマティーニメソッドのB面で義父と向き合ったとき、義父は義父なりに、わたしを守ろうとしていたのだと気がつき、涙があふれました。
亡くなる間際、義父は「ありがとう」と言って、何度もわたしの手を握ってくれました。心の中で引いていた線がゆるんだとき、わたしは義父と、ひとつのつながりの中にいたのだと感じています。
ワンネスとディマティーニメソッド|「あの人」と「わたし」の境目

ここからは、わたしがファシリテーターを務めるディマティーニメソッドと、ワンネスの関係についてお話しします。
ディマティーニメソッドでは、ある人やできごとについて、質問に答えながら両面を見ていきます。好きでたまらない人の、気をつけたい面。嫌いで許せない人の、助けになっている面。そして、相手に見える面と同じものを、自分の中にも探していきます。
片方の面だけが見えているとき、わたしたちの心は、その人をもち上げたり責めたりして、「わたし」と「あの人」のあいだに線を引いています。両面が見えてくると、かたよっていた気持ちがすっとおさまり、感謝や愛に落ち着いていきます。
また、大切な人を亡くしたときや、失恋したときの喪失感には、C面という見方を使います。C面では、亡くなった人や去っていった人との別れと、新しく現れた人との出会いを、両方から見ていきます。わたしは、ここにも「すべてはつながっている」というワンネスの見方と重なるものを感じています。
ワンネスを「境目をなくすこと」と考えると、むずかしく感じます。でも、見えていなかったもう半分に気づくと、境目は自然にゆるんでいく。わたしがセッションで大切にしているのも、質問に答えながら、自分でそのことに気づいていく時間です。
日常でワンネスを感じる6つの方法
ワンネスは、特別な場所に行かなくても、日常の中で感じることができます。今日からできる6つの方法をご紹介します。

1. 自然の中で、大きなものを見上げる
空、海、山、大きな木。自分よりずっと大きなものを、ゆっくりながめてみましょう。さきほどの研究のように、大きな自然にふれると、自分だけにとらわれていた心が、まわりに向きやすくなります。近所の公園で空を見上げるだけでも十分です。
2. 呼吸に意識を向けて、瞑想する
目を閉じて、吸う息と吐く息を、ただ感じてみます。呼吸は、外の空気が体に入り、また外へ出ていく、わたしと世界をつなぐ通り道です。考えごとが浮かんでも、責めずに呼吸にもどりましょう。
わたしが実践しているソウルシンク瞑想、セリーンマインド、チャクラディアーナも、インドで生まれ、日本では「ONENESS(ワンネス)」の名前がついたチャンネルなどで紹介されている瞑想です。やり方は、それぞれの記事でくわしくお伝えしています。
3. 「おかげさま」をたどる
食事の前に、目の前のごはんに関わった人を思い浮かべてみます。お米を育てた人、運んだ人、お店に並べた人、料理をした人。たどっていくと、たった一杯のごはんにも、数えきれないほどの人と自然の恵みがつながっていることに気づきます。
4. 苦手な人との「共通点」を探す
苦手な人や、腹が立った相手との共通点を探してみます。「ふたりとも、家族を大切にしたい」「わたしも、疲れていると同じことをしてしまう」。共通点が見つかると、相手とのあいだに引いていた線が、少しゆるみます。
5. 誰かのために、小さなことをする
ドアを押さえる、「ありがとう」を言葉にして伝える、席をゆずる。小さな親切は、相手だけでなく、自分の心もあたためてくれます。与えることと受けとることが、ひとつになる瞬間です。
6. やさしくふれて、ぬくもりを感じる
胸にそっと手を当てて、ぬくもりを感じてみましょう。家族の手や背中を、やさしくさするのもおすすめです。看護の現場でも、手でふれるケアは、言葉以上に安心を伝えることがあります。そして、ふれている側の心も、不思議とやわらいでいきます。
「ワンネス」は怪しい?宗教?気をつけたい5つのサイン
「ワンネス」と検索すると、「怪しい」「宗教」という言葉も一緒に出てきます。
まずお伝えしたいのは、「ワンネス」という言葉そのものは、特定の宗教や団体のものではないということです。インド哲学や仏教にも通じる、昔からある考え方を表す言葉です。また、「ワンネス」という名前の会社や団体、お店もたくさんありますが、スピリチュアルの「ワンネス」とは関係のないものも多くあります。
一方で、「ワンネス」や「覚醒」という言葉を使って、高額なセミナーや商品をすすめるケースもあります。次のようなサインがあったら、いったん立ち止まってください。

ひとつでも当てはまったら、その場で決めずに持ち帰りましょう。困ったときは、消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターなどの相談窓口につながります。
「すべてはひとつ」は、自分を消すことではない
看護師として、また人間関係の悩みに寄り添うコーチとして、とくにお伝えしたいことがあります。それは、ワンネスを理由に、自分の気持ちや「いや」を我慢しなくていいということです。
「すべてはひとつなのだから、相手を受け入れなければ」「怒ってはいけない」と、自分の気持ちを押し殺してしまうと、心はかえって苦しくなります。つながりを感じることと、自分を守るための境界線(バウンダリー)をもつことは、両立します。
手は、体の一部としてつながっていても、熱いものにふれたら、すぐに引っこめますよね。自分を守ることも、大きなつながりを大切にすることの一部なのです。
看護師から:境目がなくなる感覚が「怖い」「続く」ときは
瞑想中などに、自分と世界の境目がなくなるような感覚になることがあります。多くは一時的なもので、心配はいりません。
けれども、自分が自分でないような感覚や、まわりが現実でないような感覚が続く、怖くて眠れない、日常生活に支障が出ている、というときは、ワンネス体験だと決めつけずに、心療内科や精神科、かかりつけ医に相談してください。MSDマニュアルでは、自分が体や心から切り離されたように感じる状態が続いたり、くり返したりするものを「離人感・現実感消失症」として説明しています。強いストレスや、うつ、不安などが関係していることもあります。
瞑想を続けていて、つらさが増すときは、いったんお休みしても大丈夫です。
つながりに気づく3ステップ
最後に、人間関係でひとりぼっちを感じたときに、ワンネスの見方を役立てる3ステップをご紹介します。記事の最後のワークシートを使うと、書きながら進められます。

ステップ1:「分かれている」と感じた場面を書く
人と比べて落ち込んだ、わかってもらえないと感じた、腹が立った。そんな場面と、そのときの気持ちを書き出します。そして、心の中で相手とのあいだに、どんな言葉で線を引いていたかを見つめます。
ステップ2:「おかげさま」と「共通点」を探す

今日の自分を支えてくれた人やものを、小さなことから書き出します。次に、線を引いていた相手との共通点を探します。相手の行動で、自分が助けられている面と困っている面を、同じくらいの数だけ書き出すのもおすすめです。
ステップ3:つながりを感じる小さな行動を1つ決める
最後に、今日できる小さな行動を1つ決めます。「夕食のとき『いつもありがとう』と伝える」「寝る前に5分、空を見上げて深呼吸する」。小さくていいのです。
ワンネスは、境目を無理になくすことではなく、見えなくなっていたつながりを思い出すこと。その小さな一歩が、人との関係を少しずつやわらかくしていきます。
参考
- コトバンク「梵我一如」(デジタル大辞泉)
- コトバンク「縁起」(デジタル大辞泉)
- コトバンク「アドバイタ」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
- Yaden, D. B., Haidt, J., Hood, R. W., Vago, D. R., & Newberg, A. B. (2017). The varieties of self-transcendent experience. Review of General Psychology, 21(2), 143–160.
- White, F. (1987). The Overview Effect: Space Exploration and Human Evolution. Houghton Mifflin.
- NASA「Houston We Have a Podcast: The Overview Effect」
- Piff, P. K., Dietze, P., Feinberg, M., Stancato, D. M., & Keltner, D. (2015). Awe, the small self, and prosocial behavior. Journal of Personality and Social Psychology, 108(6), 883–899.
- MSDマニュアル家庭版「離人症性障害(離人感・現実感消失症)」
- 消費者庁「消費者ホットライン」
「つながり」に気づく ワンネス・ワークシート(無料PDF)
この記事でご紹介した方法を、紙に書きながら試せるワークシートを用意しました。誰にも見せる必要はありません。
1枚目は「つながりをたどる」です。「分かれている」と感じた場面と、心の中で相手とのあいだに引いていた線に気づき、今日の自分を支えてくれた「おかげさま」を8つ書き出します。
2枚目は「つながりを思い出す」です。その相手との共通点と、相手の行動の両面を書き出し、つながりを感じる小さな一歩を決めます。印刷して、そのまま書き込めます。
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「つながり」に気づく ワンネス・ワークシート(PDF・A4/2枚)
1枚目は「つながりをたどる」。分かれていると感じた場面と心の中で引いていた線に気づき、今日の「おかげさま」を8つ書き出します。2枚目は「つながりを思い出す」。相手との共通点と行動の両面を書き、つながりを感じる小さな一歩を決めます。
※2枚目のSTEP 5は、ディマティーニメソッドの「両面を見る」考え方をもとにしています。愛原百麗オリジナルのワークシートです(公式教材ではありません)。
よくある質問

Q. 英語の「oneness」は、日本語で何と言いますか?
「one(ひとつ)」に「-ness(〜であること)」がついた言葉で、「一体であること」「一体性」「一体感」と訳せます。スピリチュアルでは、「すべてはひとつ」「すべてはつながっている」と言いかえられることが多い言葉です。
Q. ワンネスは宗教ですか?
ワンネスは、特定の宗教の教えや団体の名前ではありません。インド哲学の「梵我一如」や仏教の「縁起」など、宗教や哲学の中で語られてきた考え方と重なるところはありますが、どの宗教を信じているかに関係なく、つながりを感じる見方として受けとることができます。ただし、ワンネスをうたって高額な料金を求める団体もあるので、この記事の5つのサインを目安にしてください。
Q. 仏教やキリスト教にも、ワンネスの考え方はありますか?
仏教には、すべてはつながりの中で生まれるという「縁起」の考え方があります。キリスト教の聖書にも、イエスが、すべての人が一つになるようにと祈る場面があります(ヨハネによる福音書17章)。ただ、それぞれの教えの中での意味は、スピリチュアルでいう「ワンネス」と同じとはかぎりません。
Q. 「ワンネスの法則」「宇宙の法則」とは何ですか?
スピリチュアルの本などでは、「すべてはひとつにつながっている」ことを、「ワンネスの法則」や「宇宙の法則」と呼ぶことがあります。ただし、科学で確かめられた法則ではありません。ものの見方として、心を整えるために役立てるのがおすすめです。
Q. ワンネスとツインレイは関係がありますか?
ツインレイの説明では、「もとはひとつの魂だった2人」と語られることがあり、ワンネスと結びつけられることがあります。ただ、確かめられる話ではありません。特定の相手を「運命の人だから」と追いかけて苦しくなっているときは、まず自分の気持ちを大切にしてください。
Q. ワンネス体験は、誰にでもできますか?
自然の中や瞑想中などに、ふとつながりを感じる瞬間は、特別な人だけのものではありません。ただ、劇的な体験をめざす必要はありません。日々の小さなつながりに気づくことも、ワンネスを感じる大切な一歩です。体験を「授ける」「必ず覚醒できる」とうたう高額なセミナーには気をつけましょう。
Q. ワンネスを感じられないわたしは、だめなのでしょうか?
まったくそんなことはありません。人と比べてしまう日や、ひとりぼっちに感じる日があるのは、自然なことです。そんな日こそ、この記事の6つの方法やワークシートで、小さな「おかげさま」をひとつ見つけるところから始めてみてください。
ワンネスとは?まとめ
- ワンネスとは、「すべてはひとつにつながっている」という考え方と、それを実感する体験のこと
- インド哲学の「梵我一如」、仏教の「縁起」、ノンデュアリティ(非二元)など、昔から語られてきた見方と重なる
- 心理学では、自分へのこだわりが薄れ、つながりを強く感じる「自己超越経験」として研究されている
- ワンネスを感じると、比べることが減り、感謝がわき、ひとりぼっちの感覚がやわらぎやすい
- すごい体験がなくても大丈夫。自然・呼吸・おかげさま・共通点・小さな親切・ふれることで、日常でも感じられる
- 高額な勧誘や、治療をやめさせる話には注意。迷ったら「188」
- 「すべてはひとつ」は、自分を消すことではない。境界線を大切にしながら、つながりを思い出す
ワンネスという言葉に惹かれる気持ちの奥には、「ひとりではないと感じたい」「人とやさしくつながりたい」という、大切な願いがあるのだと思います。その願いを大事にしながら、今日の小さな「おかげさま」から、心を整えていきましょう。
「ひとりぼっち」と感じる心を、一緒に整えませんか
人と比べて苦しいとき、大切な人にわかってもらえずさびしいとき、心の中では、見えなくなっているつながりがあります。ひとりで抱えなくて大丈夫です。
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