「チャクラディアーナをやってみたけれど、光が見えたり、からだが熱くなったり……そんな体験は何も起きなかった」
「ネットの体験談では、みんなすごい体験をしているのに。わたしのやり方が間違っているのかな」
そんなふうに感じて、この記事にたどり着いたのかもしれません。
こんにちは、看護師でライフコーチ、ディマティーニメソッドのファシリテーターの愛原百麗です。

わたしは、2026年3月に開催されたアバンダンスフェスティバルへ参加したあと、一ノ瀬京介さんが主宰する瞑想コミュニティ「ATBS」でチャクラディアーナを実践していて、いまも月に1回は取り入れています。
正直にお伝えすると、これといって、すごい体験はありません。
それでも続けているのは、チャクラディアーナが自分のからだに丁寧に向き合う時間になるからです。からだの一か所ずつに意識を向けていく流れは、「ボディスキャン瞑想」ともよ似ているようですが、 7つのシャクラをイメージしながらおこなう瞑想はダイナミックさがあると感じています。
この記事では、チャクラディアーナのやり方と7つのマントラを、早見表つきでお伝えします。すごい体験がなくても大丈夫な理由と、看護師として気をつけてほしいことも、あわせてまとめました。
この記事では
・チャクラディアーナとは?
・チャクラディアーナのやり方と7つのマントラ
・すごい体験がなくても大丈夫な理由
・チャクラディアーナとボディスキャンの共通点と違い
・看護師からのお願い|チャクラディアーナの注意点
・記録シートで、からだと心の声をメモする
について解説します。
無料PDFこの記事は早見表・記録シート付きです
記事の中でご紹介する『7つのチャクラとマントラ早見表&記録シート』(PDF・A4/2枚)を、無料でダウンロードできます。印刷して、瞑想のときにそばに置いてお使いください。
チャクラディアーナとは?

7つのチャクラに、マントラを唱えて意識を向ける瞑想
チャクラディアーナは、からだの中心にある7つのチャクラに順番に意識を向けながら、それぞれのマントラ(音)を唱えていく瞑想です。
「チャクラ」はサンスクリット語で「車輪」や「円」という意味で、からだのエネルギーの出入り口のような場所と考えられています。背骨のいちばん下から頭のてっぺんまで、7つのチャクラがあるとされています。
「ディアーナ」は瞑想という意味
「ディアーナ(ディヤーナ)」は、サンスクリット語で「瞑想」を意味する言葉です。ヨガの教典『ヨーガ・スートラ』に出てくる8つの段階(八支則)の7番目にあたり、日本語の「禅」も、この言葉が語源だといわれています。
「チャクラディヤーナ」「チャクラ・ディアーナ」と書かれることもありますが、カタカナの書き方が違うだけで、同じ瞑想を指していることがほとんどです。
わたしが実践している場所
日本では、インドのエーカム(Ekam)やワンネスの流れをくむ瞑想会・コミュニティで実践されることが多い瞑想です。
わたしは、2026年3月のアバンダンスフェスティバルで体験したあと、一ノ瀬京介さんが主宰する瞑想コミュニティ「ATBS」で実践しています。 自宅でひとりで行うときは、YouTubeの誘導瞑想を見ながら行っています(動画はこのあとご紹介します)。
ATBSについて
「ATBS(All Time Beautiful State)」は、脚本家・舞台演出家の一ノ瀬京介さんが主宰するコミュニティです。一ノ瀬さんは、クリシュナジとプリタジのもとで定期的に学び続けている方です。ATBSでは、美しい状態で生きるためのインドの叡智を、一ノ瀬さんがわかりやすく講義してくれます。リアルの瞑想会もあります。
心とからだを整える瞑想として、ソウルシンク瞑想とセリーンマインド瞑想のやり方もご紹介しています。
チャクラディアーナのやり方と7つのマントラ

チャクラディアーナは、座って、①から⑦の順に、ひとつのチャクラごとにマントラを7回唱えていく瞑想です。
準備:背すじを楽に伸ばして座る
椅子でも床でも大丈夫です。背すじを楽に伸ばして座り、そっと目を閉じます。マントラを声に出して唱えるので、声を出しても気にならない時間と場所を選ぶと、安心して取り組めます。
①から⑦へ、マントラを7回ずつ唱える
からだの下のほうから順に、そのチャクラがある場所に意識を向けながら、マントラを7回唱えます。
- ① ムーラダーラ(肛門と生殖器の間):LANG(ラン)…生命力、粘り強さ
- ② スワディシュターナ(仙骨):VANG(ヴァン)…自立心、ゼロからの創造、喜び、至福
- ③ マニプーラ(おへそ辺り):RANG(ラン)…自分を信じられる力、自分らしさの確立
- ④ アナハタ(ハート):YANG(ヤン)…無条件の愛を感じられる、情緒、全ての繋がりの源
- ⑤ ヴィシュッディー(喉):HANG(ハン)…コミュニケーション能力、表現力、真実の言葉、声、人生の流れ
- ⑥ アグーニャ(眉間):AOM(アーオーンー)…人生を生きる知恵、理解力、直観力、スピリチュアリティー
- ⑦ サハスラーラ(頭頂部):OGUM SATYAM OM(オーグン サッティヤム オーム)…高次元の意識との繋がり、自由意志、超越した意識状態へのアクセス
①のLANGと③のRANGは、カタカナではどちらも「ラン」です。早見表では英字を大きく載せているので、見比べながら唱えてみてくださいね。
唱えづらいところは、そこだけ何度かくり返してOK
唱えているうちに、声が出しにくい、唱えづらいと感じるチャクラがあるかもしれません。唱えづらいところは不活性な箇所なので、そこだけ何度かくり返すのもオッケーです。
「うまく唱えられなかった」と落ち込む必要はありません。唱えづらさに気づけたこと自体が、からだからの小さなサインです。
慣れるまでは誘導瞑想の動画に合わせて
流れをつかむまでは、誘導瞑想の動画に合わせて行うのがおすすめです。わたしは、こちらの動画を見ながら行っています。
無料ダウンロード
7つのチャクラとマントラ早見表&記録シート(PDF・A4/2枚)
7つのチャクラの場所とマントラが1枚でわかる早見表と、唱えづらかったチャクラや気づいたことを書きこめる記録シートのセットです。月1回なら、記録シート1枚で半年分書けます。印刷してお使いください。
※チャクラとマントラの説明は、愛原百麗が実践している内容をまとめたものです。医療の診断や治療に代わるものではありません。
すごい体験がなくても大丈夫な理由
光が見える・からだが浮く……は、起きなくていい
「チャクラディアーナ」で検索すると、光が見えた、からだが宙に浮きそうになった、といった体験談がたくさん出てきます。
わたしは月に1回続けていますが、正直に言うと、これといってすごい体験はありません。それでも、「やり方が間違っている」とは思っていません。
感じ方は人それぞれで、その日の体調や心の状態によっても変わります。すごい体験を追いかけると、「今日も何も起きなかった」と自分を責める時間になってしまいます。それでは、せっかくの瞑想の時間がもったいないですよね。
続けているのは、からだに丁寧に向き合えるから
チャクラディアーナでは、からだの下から上へ、一か所ずつ意識を向けていきます。
看護師の仕事では、患者さんのからだを頭から足先まで、順番に観察していきます。チャクラディアーナは、それを自分のからだにしてあげる時間のように感じています。ふだんは人のからだを気にかけることが多い分、月に1回でも、自分のからだに丁寧に向き合う時間があることに意味があると思っています。
月1回でも、続けることに意味がある
毎日やらなくても大丈夫です。わたしも月に1回のペースです。「この日はチャクラディアーナの日」と決めておくと、無理なく続けられます。
チャクラディアーナとボディスキャンの共通点と違い

共通点:からだの一か所ずつに、順番に意識を向ける
チャクラディアーナとボディスキャン瞑想は、どちらもからだの一か所ずつに、順番に意識を向けていく瞑想です。自分のからだに丁寧に向き合うやり方として、とても相性がいいと感じています。
違い:チャクラとマントラを使うかどうか
- チャクラディアーナ:7つのチャクラに意識を向け、マントラを7回ずつ唱える。座って行う
- ボディスキャン:つま先から頭まで、からだの部位を順に感じる。声は出さず、感覚をそのまま観察する。寝ながらでもできる
声を出すチャクラディアーナでは、唱えづらさから「いまのからだ」に気づけます。声を出さないボディスキャンでは、温かい、重いといった細かな感覚に気づきやすくなります。
どちらから始めても大丈夫
その日の体調や時間に合わせて、選んでみてくださいね。声を出しにくい夜や、横になったまま行いたいときは、ボディスキャンが向いています。
看護師からのお願い|チャクラディアーナの注意点

チャクラディアーナは、座って声を出すだけのシンプルな瞑想です。それでも、安全に続けるために、次のことは覚えておいてください。
- 体調が悪い日や、喉がつらい日はお休みしてOK:マントラは声に出して唱えるので、風邪や喉の不調があるときは、無理をせず休みましょう
- つらい記憶や強い不安が出てきたら、目を開けて中断する:無理に続ける必要はありません。足の裏で床を感じたり、部屋の中のものを見たりして、今ここに戻りましょう
- 心の不調で通院中の方は、主治医に相談してから:トラウマやパニック発作、うつ症状などで治療を受けている方は、始める前に主治医に相談してください
- からだの不調が続くときは、医療機関へ:「唱えづらい」は、からだに意識を向けるきっかけです。痛みや息苦しさ、声のかすれなどが続くときは、チャクラのせいだと決めつけずに受診してください
記録シートで、からだと心の声をメモする

「唱えづらかったところ」と「気持ち」を書く
瞑想のあとは、記録シートにひと言だけ書きこんでみましょう。書くのは、唱えづらかったチャクラの番号と、からだや気持ちで気づいたことです。
記入例:「⑤のHANGで声が小さくなった。言いたいことを飲みこんだ場面が浮かび、⑤を3回くり返した」
月に1回でも書き続けていくと、「いつも同じところが唱えづらい」「この時期は心が疲れていた」など、自分のパターンが見えてきます。
何度も浮かぶ人や出来事は、心が反応しているサイン
瞑想中に、同じ人の顔や同じ場面がくり返し浮かんでくることがあります。それは、まだ整理しきれていない強い感情が残っている、というサインなのかもしれません。
ひとりでは整理しにくいときは、ディマティーニメソッドのセッションで、ひとりでは見えにくい面を一緒に見つけていくこともできます。
よくある質問

Q. 何も感じないのは、やり方が間違っているからですか?
間違いではありません。わたしも、これといってすごい体験はありません。何も感じなかった日も、からだに意識を向けられたなら、それで十分です。
Q. 毎日やらないと意味がありませんか?
毎日でなくて大丈夫です。わたしは月に1回取り入れています。「この日」と決めておくと、続けやすくなります。
Q. 動画がなくてもできますか?
早見表を見ながらでもできます。ただ、慣れるまでは、誘導瞑想の動画に合わせたほうが流れをつかみやすいのでおすすめです。
Q. 「チャクラディヤーナ」「チャクラ・ディアーナ」は同じ瞑想ですか?
カタカナの書き方が違うだけで、同じ瞑想を指していることがほとんどです。もとは、サンスクリット語で瞑想を意味する「ディヤーナ(dhyana)」という言葉です。
Q. ボディスキャンとどちらから始めればいいですか?
声を出すのに抵抗がある方や、寝ながら行いたい方はボディスキャンから。マントラを唱えてみたい方は、チャクラディアーナからどうぞ。どちらも、からだに丁寧に向き合う時間になります。
チャクラディアーナのまとめ
- チャクラディアーナは、7つのチャクラに順番に意識を向けて、マントラを唱える瞑想
- 座って、①から⑦へ、ひとつのチャクラごとにマントラを7回唱える
- 唱えづらいところは不活性な箇所。そこだけ何度かくり返してOK
- すごい体験はなくて大丈夫。からだに丁寧に向き合えたら十分
- ボディスキャンとは「からだの一か所ずつに意識を向ける」ところが共通。マントラ(声)を使うかどうかが違う
- 体調が悪い日はお休みし、からだの不調が続くときは医療機関へ
まずは早見表を印刷して、月に1回、自分のからだに丁寧に向き合う時間をつくってみてくださいね。
からだと心の声に、一緒に耳を傾けませんか
瞑想をしていると、ふと浮かんでくる人や出来事があります。ひとりでは整理しにくい気持ちを、安心して話してみませんか。看護師として、そしてディマティーニメソッドのファシリテーターとして、心とからだを整えるお手伝いをします。
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