アロマストーンの代用になるもの7選

「アロマを始めてみたいけれど、アロマストーンやディフューザーを持っていない」
「道具をそろえないと、アロマは楽しめないのかしら?」

そんなふうに思って、一歩を踏み出せずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんにちは、看護師でライフコーチ、ディマティーニメソッドのファシリテーターの愛原百麗です。

ドクター・ディマティーニ・メソッド トレインド・ファシリテーター 愛原百麗(看護師×ライフコーチ)

実は私も、アロマストーンはまだ持っていません。けれど調べてみると、専用の道具がなくても、家にあるもので香りを楽しむ方法はたくさんあることがわかりました。

看護師として39年、私は患者さんの「心地よさ」をどう整えるかを大切にしてきました。香りは、特別な道具がなくても、暮らしのすぐそばで取り入れられるセルフケアのひとつです。

この記事では、アロマストーンの代わりになる身近なアイテムと、安全に使うための注意点をお伝えします。

この記事では

・アロマストーンの代用になるものの条件

・アロマストーンの代用になるもの7選

・看護師からのお願い|代用品を使うときの注意点

・香水はアロマストーンの代わりに使える?

・精油を選ぶときのポイント

・アロマストーンがほしくなったら

について解説します。

アロマストーンの代用になるものの条件

アロマストーンは、精油を吸い込んで、ゆっくりと香りを放ってくれる道具です。ですから代用品も、次のような性質を持つものが向いています。

  • 表面に細かい穴があって、精油を吸い込む(素焼き、珪藻土など)
  • 繊維が精油を含んでくれる(コットン、フェルト、紙など)
  • 木のように、香りを吸ってゆっくり放つ

▲ 目次に戻る

アロマストーンの代用になるもの7選

代用品手軽さ香りの持ちおすすめの場所
① コットン・ティッシュ◎△枕元・デスク・バッグ
② 素焼きの植木鉢・受け皿○◎リビング・玄関
③ 木製のクリップ・木片○○クローゼット・車
④ 珪藻土のコースター○○デスク・洗面所
⑤ フェルト○○バッグ・車
⑥ 重曹○○トイレ・靴箱
⑦ 松ぼっくり△○玄関・インテリア
アロマストーンの代用になるもの コットン、素焼きの植木鉢、木製クリップ、珪藻土コースター、フェルト、重曹、松ぼっくりと精油の小瓶

① コットン・ティッシュ

いちばん手軽な方法です。精油を1〜2滴垂らして、枕元やデスクに置くだけ。香りは数時間ほどで弱くなりますが、「まずは試してみたい」というときにぴったりです。

実際に、私もコットンとティッシュで試してみました。手軽で、とても使いやすかったです。

  • バッグに入れておくと、バッグを開けるたびにふわっと香ります
  • 夜、ベッドに入るときに枕の上に置くと、ラベンダーの香りに包まれて、ゆったりリラックスした気持ちになれました
  • 机の上に置いてパソコン作業をすると、ふとした瞬間に香りを感じて、ほっとひと息つけました
ティッシュにアロマを数滴垂らし、パソコンの横に置いて作業する様子
ティッシュにアロマを数滴垂らして、パソコン作業のおともに

枕の上に置くときは、精油が枕カバーに染みないよう、ティッシュを1枚重ねたり、小皿にのせたりするのがおすすめです。顔に近い場所なので、香りは1滴から試してみてくださいね。

瞑想の前に、コットンに1滴垂らして手元に置いておくだけでも、香りに意識を向ける時間がつくれます。

コットンと精油をそばに置いて瞑想する女性

② 素焼きの植木鉢・受け皿・置物

テラコッタ(素焼き)は、アロマストーンと同じような素材です。新品の小さな植木鉢や受け皿なら、そのままアロマストーンのように使えます。100円ショップの園芸コーナーでも手に入りやすいアイテムです。

植木鉢でなくても、おうちにある素焼きの置物なら同じように使えます。

わが家では、玄関ポーチに飾っている素焼きのシーサーに、精油を数滴垂らしてみました。玄関にふんわりと素敵な香りが広がって、帰ってきたときや、お客さまをお迎えするときに気持ちが和らぎます。

玄関ポーチに置いた素焼きのシーサーと精油のボトル
玄関ポーチの素焼きのシーサーに、精油を数滴

色が塗られている置物は、精油で色が変わったり、染みができたりすることがあります。底など目立たない、色の塗られていない部分に垂らすと安心です。

③ 木製のクリップ・木片

木は精油をよく吸い込みます。木製の洗濯ばさみに精油を垂らして、クローゼットのハンガーやカーテンにとめておくのもおすすめです。

木には精油の色が染みやすいので、目立たない部分で試してから使いましょう。

④ 珪藻土のコースター

吸水性の高い珪藻土は、精油もよく吸い込みます。使わなくなった珪藻土のコースターがあれば、アロマストーンの代わりにできます。削ったり割ったりせず、そのまま使いましょう。

⑤ フェルト

フェルトは香りが長持ちしやすく、軽いので持ち運びにも便利です。小さく切ってポーチに入れておけば、外出先でもふとした瞬間に香りを感じられます。

⑥ 重曹

小さなビンや器に重曹を入れ、精油を5〜10滴ほど混ぜるだけで、手作りの芳香剤になります。重曹にはにおいを吸収する性質もあるので、トイレや靴箱に置くのがおすすめです。

⑦ 松ぼっくり

散歩の途中で拾った松ぼっくりに精油を垂らせば、ナチュラルなインテリアにもなります。拾ったものは、よく洗ってしっかり乾かしてから使いましょう。

▲ 目次に戻る

看護師からのお願い|代用品を使うときの注意点

看護師からのお願い 代用品を使うときの注意点 プラスチックや家具に直接置かない、布や木には染みが残ることも、子ども・ペットの手が届かない場所に、火のそばに置かない。香りは1〜2滴、ほんのりから

香りは心をやわらげてくれる一方で、使い方を間違えると思わぬトラブルにつながることもあります。次のことに気をつけてください。

精油はプラスチックを傷めることがある

精油の成分(特に柑橘系)は、一部のプラスチックを溶かしたり、変形させたりすることがあります。プラスチックの器や家具の上に直接置かないようにしましょう。下に陶器やガラスの小皿を敷くと安心です。

布や木には染みが残る

精油には色のついたものもあり、布や木にシミが残ることがあります。お気に入りの服やハンカチに直接垂らすのは避けましょう。

小さなお子さんやペットの手が届かない場所に

精油を染み込ませたものを、小さなお子さんやペットが口に入れてしまうと危険です。置き場所には十分注意してください。

特に猫は、精油の成分を体の中でうまく分解できないといわれています。猫と暮らしている方は、香りを使う場所や量に気をつけてください。

火のそばに置かない

精油には引火しやすい性質があります。コンロやキャンドルの近くには置かないようにしましょう。

香りは「ほんのり」がちょうどいい

香りが強すぎると、頭が痛くなったり、気分が悪くなったりすることがあります。1〜2滴から始めて、少し物足りないくらいがちょうどいい量です。体調がすぐれないときは、無理に使わないでくださいね。

▲ 目次に戻る

香水はアロマストーンの代わりに使える?

「精油は持っていないけれど、香水ならある」という方もいらっしゃると思います。

香水をコットンや素焼きの小物に吹きかけて楽しむことはできます。ただし、香水はアルコールを多く含むため、精油より香りが早く飛びやすいのが特徴です。また、素材に色や香りが残ってしまうこともあるので、香水専用のものを用意するのがおすすめです。

▲ 目次に戻る

精油を選ぶときのポイント

代用品で香りを楽しむときも、使う精油の質は大切です。

「アロマオイル」という名前で売られている商品の中には、合成香料やアルコールで薄めた雑貨としてのオイルもあります。心と体のケアとして香りを取り入れたいなら、「100%天然」「エッセンシャルオイル(精油)」と書かれたものを選びましょう。

あわせて読みたい
アロマオイル(精油)の使用期限は?看護師が伝えたい開封後の目安と古くなった精油の活用法・捨て方アロマオイル(精油)の使用期限は?看護師が伝えたい開封後の目安と古くなった精油の活用法・捨て方

精油の使用期限の目安や、使い切れなかった精油の正しい捨て方はこちらから。

▲ 目次に戻る

アロマストーンがほしくなったら

代用品で香りのある暮らしに慣れてきたら、アロマストーンを迎えてみるのもいいですね。アロマストーンには、

  • 見た目がかわいく、インテリアになじむ
  • 香りの持ちがいい
  • 繰り返し使える

といったよさがあります。100円ショップでも手頃なものが見つかりますし、専門店にはデザインや素材にこだわったものもそろっています。

▲ 目次に戻る

よくある質問

木製のクエスチョンマーク

Q. 100均のものでも代用できますか?

はい、できます。100円ショップの園芸コーナーにある素焼きの植木鉢や受け皿、フェルト、木製の洗濯ばさみ、重曹など、この記事で紹介した代用品の多くは手軽にそろいます。

選ぶときは、素焼き・木・布など、精油を吸い込んでくれる素材のものを。プラスチック製のものは精油で傷むことがあるので、避けておくと安心です。

Q. 代用品に垂らした香りはどのくらい持ちますか?

素材や精油の種類、置く場所によって変わります。コットンやティッシュは数時間ほどで香りが弱くなりやすく、素焼きや木、フェルトは比較的長く香りが残りやすいです。

また、柑橘系の香りは飛びやすく、ウッディ系の香りは長く残りやすい傾向があります。香りが弱くなったと感じたら、1〜2滴ずつ足して調整してみてくださいね。

Q. 一度使った代用品は別の香りに使い回せますか?

前の香りが少し残るため、混ざっても気にならなければ使い回せます。香りをしっかり切り替えたいときは、数日そのまま置いて香りを抜くか、コットンやティッシュなら新しいものに替えましょう。

好きな香りがいくつかある方は、香りごとに代用品を分けて使うと、それぞれの香りをすっきり楽しめます。

▲ 目次に戻る

まとめ

  • アロマストーンは、コットン、素焼きの植木鉢、木製クリップ、珪藻土、フェルト、重曹、松ぼっくりで代用できる
  • 「精油を吸い込んで、ゆっくり香らせるもの」が向いている
  • プラスチックや布に直接垂らさない
  • 子ども・ペット・火の近くには置かない
  • 香りは1〜2滴、「ほんのり」から始める

アロマは、道具をそろえなくても今日から始められるセルフケアです。まずは手元にあるもので、お気に入りの香りとの時間を楽しんでみてくださいね。

あわせて読みたい
【記録シート付き】マインドフルネスのやり方|初心者が1日3分から始める5ステップと、寝ながらできる夜の練習【記録シート付き】マインドフルネスのやり方|初心者が1日3分から始める5ステップと、寝ながらできる夜の練習アロマオイル(精油)の使用期限は?看護師が伝えたい開封後の目安と古くなった精油の活用法・捨て方アロマオイル(精油)の使用期限は?看護師が伝えたい開封後の目安と古くなった精油の活用法・捨て方

香りを使ったセルフケアや、心をやさしく整える小さなヒントは、公式LINEでもお届けしています。下のボタンから、気軽にのぞいてみてくださいね。

愛原百麗 公式LINE

まずはLINEでお友達になりませんか?

LINEで友だち追加すると、『感情と臓器のつながり セルフケア早見表』(PDF)がすぐに届きます。香りや瞑想を使ったセルフケアのヒント、新しい記事のお知らせもときどきお届けします。

LINEで早見表を受け取る ›

メールアドレスの入力はいりません。いつでもブロックできます。