「貯金はそれなりにあるのに、なぜか不安が消えない」
「お金を使うたびに、減っていくのが怖くなる」
数字の上では足りているはずなのに、心がまったく安心できない。
そんな自分を「欲張りなのかな」「心配性なのかな」と責めていませんか?
こんにちは、看護師でライフコーチの愛原百麗です。

実は、お金があるのに不安になるのは、とても自然なことです。
なぜなら、その不安の正体は「お金の量」ではなく「心の状態」にあることがほとんどだからです。
この記事では
・お金があるのに不安になる5つの理由
・ディマティーニメソッドの視点で見る「不安の正体」
・お金に「3つの役割」を持たせる考え方
・今日からできる5つのこと
について解説します。
「もう十分ある」と心から感じられるヒントを、一緒に見つけていきましょう。
お金があるのに不安なのは、あなただけではありません

「まだ足りない」「もっと貯めなきゃ」という気持ちは、貯金額が増えても消えないことがよくあります。
特に、真面目にコツコツ貯めてきた人ほど、
・お金を使うことに罪悪感がある
・旅行や趣味に使いたいのに、つい我慢してしまう
・通帳の残高が少しでも減ると、落ち着かない
という悩みを抱えがちです。
これは、あなたの性格が弱いからではありません。お金と心の関係に、ちょっとした「ずれ」があるだけなのです。
お金があるのに不安になる5つの理由

理由1:「いくらあれば安心か」が決まっていない
ゴールが決まっていないマラソンは、いつまでも走り続けなければなりません。
お金も同じで、「いくらあれば安心か」という自分の安心ラインが決まっていないと、いくら貯めても「まだ足りない」と感じてしまいます。
理由2:過去の「足りなかった」記憶
子どもの頃に「うちはお金がない」と言われて育った、家計が苦しい時期を経験した…。
そうした記憶は、大人になって十分なお金がある今でも、「いつかまた足りなくなる」という不安として心に残ることがあります。
理由3:人と比べてしまう
SNSやニュースで「老後に〇千万円必要」「同世代の平均貯金額は…」という数字を見るたびに、自分の安心が揺らいでしまいます。
でも、必要なお金は、暮らし方や大切にしているものによって一人ひとり違うのです。
理由4:お金を「安心そのもの」だと思っている
お金が「安心そのもの」になっていると、お金が減ることは安心を失うことに感じられます。
だから、使うたびに不安になってしまうのです。
理由5:使うことへの罪悪感
「贅沢はいけない」「お金は大事にしなさい」と教えられてきた人ほど、使うことに罪悪感を持ちがちです。
使えないまま貯まっていくお金は、あなたを満たしてはくれません。
ディマティーニメソッドで見る「不安の正体」
わたしがファシリテーターを務めるディマティーニメソッドでは、どんな出来事にも必ず両面があると考えます。
「お金が減ること」にも、もう片方の面がある
お金があるのに不安な人は、「お金が減ること」の悪い面だけを見ています。
でも、お金を使うことで、
・大切な人と、かけがえのない時間を過ごせる
・学びや経験が、自分の成長になる
・誰かの仕事を支え、喜んでもらえる
という面もあります。
減ることの「もう片方の面」が見えてくると、お金を使うことへの怖さは少しずつやわらいでいきます。
お金は、価値観に沿って使うと「満足」に変わる
人は、自分が本当に大切にしているもの(価値観)にお金を使ったとき、深い満足感を得ます。
反対に、価値観とつながっていない使い方をすると、「無駄づかいしたかも」という後悔や不安が残ります。
つまり、不安をなくすカギは「使わないこと」ではなく、「大切なことに使うこと」なのです。
お金に「3つの役割」を持たせる

お金があるのに不安な人におすすめなのが、お金に役割を持たせることです。
- 守るお金:病気や急な出費に備える生活防衛資金(生活費の3〜6か月分がひとつの目安)
- 使うお金:大切な人や経験、学びのために、罪悪感なく使うお金
- 育てるお金:新NISAなどで、長い時間をかけてコツコツ育てる未来のためのお金
「守るお金」が確保されていれば、「使うお金」は安心して使ってよいお金です。
役割がはっきりすると、使うことも、貯めることも、怖くなくなります。
※投資には元本割れなどのリスクがあります。無理のない金額で、ご自身の状況に合わせて判断してください。
お金があるのに不安な人が、今日からできる5つのこと

1. 自分の「安心ライン」を数字で決める
「生活費の〇か月分」「老後資金として〇〇万円」など、自分にとっての安心ラインを数字で決めましょう。ゴールがあると、「もう十分ある」と感じられるようになります。
2. お金に3つの役割を持たせる
口座や封筒を分けて、「守るお金」「使うお金」「育てるお金」を見える形にします。
3. 大切なことに使って、満足を記録する
お金を使って「よかった」と感じたことを、ノートに書き留めてみましょう。お金が「減ったもの」ではなく「満たしてくれたもの」に変わっていきます。
4. 比べる情報から、少し離れる
不安をあおるニュースやSNSの数字から、意識的に距離を置く時間をつくりましょう。
5. 不安を書き出して、両面を見る
「お金が減ったらどうしよう」という不安を書き出し、そのもう片方の面も同じくらい書いてみます。心のバランスが取れると、不安は自然と小さくなります。

看護師として伝えたいこと
お金の不安が強くなると、夜眠れない、何度も通帳を確認してしまう、といった状態になることがあります。
こうした状態が2週間以上続いて、日常生活に支障が出ているときは、ひとりで抱えずに、かかりつけ医や心療内科などに相談してください。
また、「具体的にいくら必要か」を知りたいときは、ファイナンシャルプランナーなど、お金の専門家に相談するのもひとつの方法です。
お金があるのに不安なときのまとめ
- お金があるのに不安になる原因は、「金額」ではなく「心」にあることがほとんど
- 安心ラインがない、過去の記憶、比較、お金=安心という思い込み、罪悪感の5つが主な理由
- お金が減ることにももう片方の面がある
- お金に「守る・使う・育てる」の3つの役割を持たせると、使うことも怖くなくなる
ひとりでは消えない不安は、一緒にほどいていきましょう
「頭ではわかっているのに、どうしてもお金を使えない」
そんなときは、不安の奥に、子どもの頃の記憶や、あなた自身も気づいていない価値観が隠れているのかもしれません。
ディマティーニメソッドのセッションでは、わたしがお出しする質問に答えていくことで、お金への不安の正体と、あなたの本当の価値観を一緒にていねいに見つけていきます。
「まだ足りない」から「もう十分ある」へ
お金への不安を、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
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