潜在意識は書き換えなくていい バランスを取るほうが早い理由

「アファメーションを毎日唱えているのに、何も変わらない」

「潜在意識を書き換えようと頑張るほど、苦しくなる」

そんなふうに感じたことはありませんか?

こんにちは、看護師でライフコーチの愛原百麗です。

潜在意識の「書き換え」は、ネガティブな思い込みを否定して、ポジティブな言葉で上書きしようとする方法が主流です。

でも実は、否定して上書きするよりも、両面を見て「バランスを取る」ほうが、心は早く、自然に変わっていきます。

この記事では

・潜在意識の書き換えがうまくいかない3つの理由

・「書き換え」より「バランスを取る」ほうが早い理由

・今日からできる、潜在意識のバランスを取る5ステップ

・書き換えの「好転反応」が怖いときの考え方

について解説します。

頑張って自分を変えようとしてきたあなたに、少し肩の力を抜いて読んでいただけたらうれしいです。

そもそも潜在意識とは?

意識は氷山のようなもの 水面上の顕在意識と水面下の潜在意識
潜在意識とは、自分では気づいていない、心の奥にある意識のことです。

ふだん「こうしよう」と考えている意識(顕在意識)に対して、潜在意識は、過去の体験や感情、子どもの頃に身につけた思い込みなどが積み重なってできています。

「頭ではわかっているのに、なぜか同じパターンをくり返してしまう」

そんなとき、その行動を動かしているのが潜在意識です。

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潜在意識の「書き換え」がうまくいかない3つの理由

理由1:否定しているものほど、心に残る

「わたしはダメじゃない」「お金がないなんて思わない」と打ち消そうとするほど、かえってそのことを意識してしまいます。

否定するということは、その思い込みに毎回注目しているということでもあるのです。

理由2:ポジティブだけを入れると「本当は違う」と反発が起きる

自信がないときに「わたしは自信にあふれている」と唱えても、心の奥では「いや、本当は違うよね」という声が上がります。

今の自分の実感とかけ離れた言葉を上書きしようとすると、心はかえって抵抗してしまうのです。

理由3:思い込みは、あなたを守るために生まれた

ネガティブな思い込みの多くは、子どもの頃のあなたが、つらい状況の中で自分を守るために身につけたものです。

たとえば「人に頼ってはいけない」という思い込みは、頼れる大人がいなかった環境で、自分の力で生き抜くための知恵だったのかもしれません。

守ってくれていたものを、力ずくで消そうとすれば、心が抵抗するのは自然なことです。

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「書き換え」より「バランスを取る」ほうが早い理由

書き換え(上書き)とバランス(統合)の違い
わたしがファシリテーターを務めるディマティーニメソッドでは、どんな出来事や人にも、必ず両面があると考えます。

心を揺らすのは「片面だけ」の見方

わたしたちの心が大きく揺れるのは、物事の片面だけを見ているときです。

・「あの人のせいで傷ついた」→ 悪い面だけを見ている

・「あの人がいないと生きていけない」→ 良い面だけを見ている

どちらの場合も、見えていない「もう片方の面」があります。

片面だけの見方は、強い感情と結びついて、潜在意識の中に残り続けます。

両面が見えると、感情の揺れが静まる

反対に、良い面と悪い面の両方が同じくらい見えたとき、心の揺れはすっと静まります。

嫌いだった出来事に「実はこんな助けもあった」と気づいたとき。

失ったものに「代わりにこんなものを得ていた」と気づいたとき。

心は、無理に上書きしなくても、自然と穏やかさを取り戻すのです。

上書きではなく「統合」

上書きではなく統合 ネガティブを消すのではなく光と影の両面を受け入れる
「書き換え」は、ネガティブを消してポジティブに置き換えようとする方法です。

「バランスを取る」は、ネガティブもポジティブも両方を受け入れて、ひとつに統合する方法です。

否定しないので、心の抵抗が起きにくい。だから、結果として早く、自然に変わっていけるのです。

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潜在意識のバランスを取る5ステップ

潜在意識のバランスを取る5ステップ
ここからは、ひとりでもできるワークをご紹介します。
朝の窓辺でノートに書き出す女性

STEP1:心が揺れるテーマを1つ選ぶ

「思い出すとモヤモヤする人」「くり返してしまうパターン」「自分の嫌いなところ」など、心が揺れるテーマを1つだけ選びます。

最初は、小さめのテーマから始めるのがおすすめです。

STEP2:今見えている面を書き出す

そのテーマについて、今感じていることを正直に書き出します。

たとえば「わたしは人に頼れない」がテーマなら、「だから疲れ果ててしまう」「弱音を吐ける人がいない」など、困っている面を書いていきます。

STEP3:もう片方の面を、同じ数だけ書き出す

次に、同じテーマのもう片方の面を探します。

「人に頼れない」からこそ、

・自分で考えて行動する力がついた

・責任感があると信頼されている

・人の気持ちを察する力が育った

というように、STEP2と同じくらいの数になるまで書き出すのがポイントです。

STEP4:自分の中にも同じ面がないか探す

テーマが「人」の場合は、相手の嫌なところと同じ面が、自分の中にもないかを探してみましょう。

「あの人は自分勝手だ」と感じるなら、自分が自分勝手にふるまった場面を思い出してみます。

相手を責める気持ちがやわらぎ、自分を責める気持ちもゆるんでいきます。

STEP5:感謝の気持ちがわくまで見つめる

両面を見比べながら、「この思い込み(この人)がいてくれたおかげで、わたしはこんなふうに育った」と感じられるまで、静かに見つめます。

胸があたたかくなったり、涙が出たりしたら、心のバランスが取れてきたサインです。

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書き換えの「好転反応」が怖いときは

潜在意識の書き換えを調べていると、「好転反応」という言葉を目にすることがあります。

書き換えの途中で、かえって気分が落ち込んだり、嫌な出来事が起きたりすることを指して使われる言葉です。

でもこれは、無理に上書きしようとしたことへの、心の抵抗と考えることもできます。

バランスを取る方法は、思い込みを否定しないので、こうした揺り戻しが起きにくいのが特長です。

「つらいのは変化の証拠だから我慢しなきゃ」と、自分を追い込む必要はありません。

※気分の落ち込みや不眠が2週間以上続く、日常生活に支障が出ているといった場合は、ワークを続けるよりも先に、医療機関や専門家に相談してください。

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お客さまの声|父への押さえていた怒りが解放されました

実際にセッションを受けてくださった方の感想をご紹介します。

はじめは、矢継ぎ早の質問に、正直面食らいました(笑)
なぜなら、過去のできごとをパパッと思い出すことが難しかったからです。
自分1人だと思考が堂々巡りしてしまいます。なぜならじっくり考えるからです。
愛原さんのセッションのサポートがあり、新しい発見がありました!

Dr.ディマティーニの本の中に書かれている世界が、腑に落ちました。
愛原さんのセッションで、深い記憶に入ることができ、父からのギフトや支えがあったとわかり涙が出ました。

30代 男性 TOKさん

ほかのお客さまのレビューはこちら

※感想は個人の体験であり、効果には個人差があります。

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潜在意識は「書き換え」より「バランス」のまとめ

  • 否定して上書きしようとするほど、心は「本当は違う」と反発する
  • 心を揺らすのは、物事の片面だけを見ているとき
  • 両面が同じくらい見えると、感情の揺れは自然に静まる
  • 「書き換え」ではなく「統合」だから、抵抗が少なく早く変われる
  • 5ステップのワークで、ひとりでも今日から始められる

ひとりでは見つけにくい「もう片方の面」もあります

TOKさんの感想にもあるように、ひとりで考えると、思考が堂々巡りしてしまうことがあります。

特に、長い間抱えてきた深い思い込みや、身近な人への強い感情は、ひとりでは「もう片方の面」がなかなか見えないものです。

ディマティーニメソッドのセッションでは、わたしがお出しする質問に答えていくことで、心の奥にある思い込みのバランスを、一緒にていねいに取っていきます。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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